詩編 121
主は彼の民を導き守る
詩篇121篇は、詩篇者の信仰を表す上昇の歌であり、神を彼らの守護者と案内者として信じています。詩篇者は、助けは主から来ることを認め、主が昼も夜も見守り、害から護ってくださることを示しています。
1われ山にむかひて目をあぐ わが扶助はいづこよりきたるや
2わがたすけは天地をつくりたまへるヱホバよりきたる

3ヱホバはなんぢの足のうごかさるるを容したまはず 汝をまもるものは微睡たまふことなし
4視よイスラエルを守りたまふものは微睡こともなく寝ることもなからん

5ヱホバは汝をまもる者なり ヱホバはなんぢの右手をおほふ蔭なり

6ひるは日なんぢをうたず夜は月なんぢを傷じ

7ヱホバはなんぢを守りてもろもろの禍害をまぬかれしめ並なんぢの霊魂をまもりたまはん

8ヱホバは今よりとこしへにいたるまで 汝のいづると入るとをまもりたまはん
