詩編 101
浄化と正義
詩篇101篇では、詩人は純潔と正義の生活を送ることに対する自らの決意を宣言します。彼は慎重に仲間や協力者を選ぶことを誓い、欺瞞や悪を容認せず、人生のすべての分野で誠実を保つことを誓います。
1われ憐憫と審判とをうたはん ヱホバよ我なんぢを讃うたはん
2われ心をさとくして全き道をまもらん なんぢいづれの時われにきたりたまふや 我なほき心をもてわが家のうちをありかん
3われわが眼前にいやしき事をおかず われ叛くものの業をにくむ そのわざは我につかじ
4僻めるこころは我よりはなれん 惡きものを知ることをこのまず
5隠にその友をそしるものは我これをほろぼさん 高ぶる眼また驕れる心のものは我これをしのばじ
6わが眼は國のうちの忠なる者をみて之をわれとともに住はせん 全き道をあゆむ人はわれに事へん
7欺くことをなす者はわが家のうちに住むことをえず 虚偽をいふものはわが目前にたつことを得じ
8われ朝な朝なこの國のあしき者をことごとく滅し ヱホバの邑より不義をおこなふ者をことごとく絶除かん